『海底47m』サメ観賞に出た姉妹の悲劇。驚愕のラスト!【評価】

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皆さんこんにちは、お世話になります。scblogでございます。

さて今日も映画レビューをしていきたいと思います!今日紹介する映画はこちら!

『海底47m』

正直これだけじゃ全然どんな映画かわからないですよね(笑)

めちゃくちゃざっくり説明すると、シャークケージダイビングという海のアトラクションで遊んでいた姉妹が不慮の事故によりケージと共に海底に落とされるといった中々にトラウマ映画となっています。そこからの大脱出がかなりの見どころとなっています!

この映画はこういう方にオススメです!

  • サメ映画が好きな方
  • 閉所で起こるイベントが好きな方
  • スキューバダイビングについて知識がある方
  • ドキドキハラハラしたい方
  • シャークケージダイビングに友達から誘われていて行きたくない方(その人に見せてあげましょう)
  • 期待を裏切られるような映画が好きな方

この映画はAmazon prime、NETFLIX、U-NEXTにて視聴可能です。

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映画『海底47m』って?

ストーリー

水深47メートルの海に沈んだ檻の中で、人喰いザメの恐怖と対峙する姉妹の姿を描いたシチュエーションパニックスリラー。メキシコで休暇を過ごしていたリサとケイトの姉妹は、現地で知り合った男から、海に沈めた檻の中からサメを鑑賞する「シャークケイジダイビング」に誘われる。水深5メートルの檻の中からサメを間近に見て興奮する2人だったが、ワイヤーが切れて檻が一気に水深47メートルまで沈んでしまう。無線も届かず、ボンベに残された空気もわずかという極限状態の中、サメの餌食になる危険におびえながら、2人は生還を目指すが……。「塔の上のラプンツェル」で声優を務めたマンディ・ムーアと、テレビシリーズ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」などで知られるクレア・ホルトが主人公姉妹を演じた。監督は「ストレージ24」のヨハネス・ロバーツ。

海底47m : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)

キャスト

クレア・ホルト /(ケイト)・・・好奇心旺盛で元気な妹。

マンディ・ムーア /(リサ)・・・失恋中の臆病な性格の姉。

マシュー・モディーン /(テイラー船長)・・・船を出してくれた船長。

クリス・J・ジョンソン /(ハビエル)・・・メキシコで姉妹が知り合った地元の青年。

ヤニ・ゲルマン /(ルイス)・・・ハビエルの友人で地元の青年。

海底「47m」はかなり評価の高い映画

辛口の映画評論家も大絶賛した映画となっています。

アメリカの映画界は空前のサメブーム!

サメ映画というだけでツィート数が

史上最高を記録するほど。

まさにその金字塔が本作。

有村昆(映画コメンテーター)

映画「海底47m」公式サイト-GAGA

海中という不自由な状況下だからこそ伝わるスリルがある。

人間は死が近づくとより強く

生を感じると改めて思い知らされた。

コトブキツカサ(映画パーソナリティ)

映画「海底47m」公式サイト-GAGA

海底にはロマンがあり、恐怖がある。

つまり、人喰いサメがいる。

『海底47m』はその両方をたっぷり味あわせてくれる小粋な怪奇映画だ!言い間違いではない。

本作は素敵に小粋で生き血も

したたるキュートな怪奇映画

なのである。

高橋ヨシキ(映画評論家)

映画「海底47m」公式サイト-GAGA

サメが美女をパクッ!式のおバカ系じゃない。

海中あるあるネタ満載の超ガチリアル系ホラー。今年はもう海行けない。

前田有一(映画評論家)

映画「海底47m」公式サイト-GAGA

凄く共感できる感想の数々です(笑)

海底「47m」の映画の見どころ

見どころその1 恐怖の要因がサメだけではない

この映画の良さは、サメの恐怖だけではありません。真の恐怖は47mという常人では到達できない場所で話しが繰り広げられることです。

深い場所へ潜る場合は、1分間で18mを越えないように海面へ浮上しなくてはならないという決まりがあります。この決まりを破ってしまうと減圧症(潜水病)という症状にかかってしまいます。

減圧症(潜水病)とは

減圧症(潜水病)とは、海中から陸に浮上した時の急激な減圧により、血液中に溶け込んだ窒素が気泡として出てくる疾患です。

ダイビング中に背負うタンク中の空気は、約80%が窒素で、残りの約20%が酸素で構成されています。

多量に窒息を含んだまま陸に上がってしまうと、体に蓄積された窒素が血液の中や細胞内に気泡を発生させ、さまざまな身体的トラブルを引き起こします。

減圧症(潜水病)の現象は、振った後の炭酸飲料によく例えられます。

コーラなどの炭酸飲料を振った後にキャップを開けると、急激に泡が飛び出します。

これは高圧化で液中に溶け込んだ多量の炭酸ガスが、キャップ開封時の圧力低下により、急速に開放されたことが原因で起こります。

減圧症のせいで急浮上ができないという問題があります。サメの大群の中をゆっくり浮上なんて自分がその立場だったら実行できません(笑)

これだけでもパニックになりがちですが、恐怖を増させる要因は他にもあります。

それが、この映画でも大きく取り上げられている窒素酔い(ガス昏睡)という症状です。

窒素酔いとは

酸素や窒素を含めて、多くの気体は圧力を受けると中毒作用を持つようになります。一般的に25m~30m前後で症状が出やすい。

お酒を飲んだ時みたいにハイになり、思考能力の低下などの原因になります。

最近ではガス昏睡と呼ばれることの方が多くなってきた感じがします。

昔はガス昏睡の原因は窒素のみと考えられてましたが、酸素も原因になるためガス昏睡と名前が変更されつつあります。

それぐらい大丈夫と思われる方はいらっしゃると思います。しかし、体験済みの私からすると窒素酔い(ガス昏睡)は大変危険なものであると言えます。

昔、沖縄の海でダイビングをしている際にこの症状が出てきたことがありました。潜っている時に頭がボンヤリとしだして視界が少しずつグルグルする感覚に陥りました。体全体が怠くなり、泳ぐ力が無くなっていく感覚でした。その時はインストラクターが異変を察知し、助けてくれたので良かったのですが、そんなインストラクターなるものが映画にいるはずもありません。

それに加え僕がその症状が出た水深は約20m程度でした。しかしこの映画では海底47m・・・。約2倍・・・。

そんな海底でサメだらけで2人ぼっちなんて正気ではいられません。

僕だったら、そんな状況になった時点で失神します・・・。

単純に酸素も有限なのでオチオチ救助を待ってられないっていうのも怖いですよね、酸素がみるみる減っていく恐怖・・・。

この減圧症+窒素酔い+酸素残量との戦い+サメ+深海という多彩な恐怖をモリモリに詰め込んだ普通のサメ映画とは異なった映画となっています。

見どころその2 サメの襲い方

今作の最大の特徴といえばやはり海底47mで話が進んでいくところにあります。

47mというと日の光が届かない深さになっています。その為海の中は真っ暗になっているわけです。

しかもその領域はサメが大量にいる。普通の映画だとサメが少し遠くから勢いよく襲ってくるんですが、この映画は暗闇からスッとサメが出てきて、襲ってくるので背筋がゾッとする事が多いです。

この作品の恐怖は襲ってくるサメというより、サメが多く潜んでいる海中に自ら出ていかないといけないという所にあるかもしれないです。

少しネタバレにはなりますが、浮上途中に暗闇で発煙筒をつけた時のシーンは恐怖×5億倍ぐらい恐ろしかったです。音も無く静かに寄って襲ってくるサメも怖いものだなと痛感した映画です。

まとめ

ケージの中でまだ楽しんでいる際に落としたカメラを食べられる図(笑)

自分のざっくり感想は、息苦しくて真っ暗でおっかない映画という感じですね。

スキューバダイビングを趣味でやってますが、この映画を見ると少し躊躇ってしまうほどの恐怖を堪能できました。

この映画はサメ映画の中でも新しい発想を活かした映画で面白い作品だなと思いました。

サメ映画が好きであれば、新しい発想の映画として一見する価値はあると思います!気になった方は是非ご覧ください!

今回はこの辺りで失礼します、では!

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